甘くて苦い彼。
黒豹を掲げた彼らは今もあの場所にいるのだろうか?
一緒に仲間として過ごしたあの場所に。
隣ばっかり手に入れようと競り合っていたあの場所で。
唯一興味も示さず自分たちの真を通し続けたすべての力にも屈さなかった実力、権力ともに日本一のあのグループ。
私は彼らを一生忘れない。
結末はどうであったとしてもあの時間は間違いなく私の宝物だから。
そして彼らも・・・・
違った意味で私のことを忘れてはくれないのだろう。
そうすべては
「あの事件」から
狂い出した。
いつになったらこの罪は許されるのだろう。