意地悪な君は私の初彼
「美緒、大丈夫?」

あかりちゃんがこそっという



「う、うん...やっぱり私なんかじゃ龍樹に釣り合わないのかなぁ...」



「は?何言ってんの!釣り合うとか釣り合わないとか、恋愛には関係ないんだよ?好きかどうかでしょ!それに、あんた、かわいいし、性格もすごくいいよ?自信もちな!」
あかりちゃんがどこか優しさを残して強めにいう



「そ...そうなんだ。関係ないんだ...ありがとう!あかりちゃん!それとね...話したいことがあるんだよね..」


私は恐る恐るいう




「ん?なに?今言える話?」

あかりちゃんは優しい笑顔でいう



「う、ううん...」



近くには龍くんがいる
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