意地悪な君は私の初彼
「美緒に彼氏がいるって聞いて...ヤキモチ妬いた。初めて美緒んちに遊びにいったときからずっと...美緒が好きだった」




ドキッ...



大和くんの真剣な目が私を刺すように見つめる
思わず心臓が高鳴る





「あの...えっと...///」




「...お父さんに認めてもらってる婚約者は俺だからね、龍樹くんが認めてもらえるまでは俺にもチャンスあるっしょ?それに...錯覚かどうかもわかるじゃん?」



ふっと笑う。いつもの優しい笑顔だ




「でも...」




「いいから!年下には優しくしろって!この話はもういいから、デートいこう!」
そう言って腕を引っ張られる
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