意地悪な君は私の初彼
「美緒が隠したがっていた中学校時代のつらい思い出を、一緒にいて共有してあげられなかった分、これから待ち受けてくるであろう辛いことはずっと、一緒に乗り越えていきたいと思っています」


ドキッ...



龍樹...///



「.........」
パパは黙り込む。大和くんは私の高校デビューを知らないからなんのことをいってるかわかってないみたいだけど...真剣に聞いていた




「ふふ。パパの負けね」
そこで突然話に入ってきたのは




「ママ!!!」



ママはニコッと笑って

「いい男じゃない、パパ。龍樹くん、美緒のことよろしくね」



「あ、はい!」
龍樹がいうと



「それから、大和くん...この人が余計なこといったもんだから、嫌な思いしてしまったならごめんなさいね.. でも...」




「わかってます。敵わない...って思いました」
ママが全部を、いい終えるまえに大和くんがいう




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