最高の旦那サマ!





ベンチに殴り込むように座る。



「うわぁ.....、ああ!」



あ?うっせーな。


そこに座っていたのが美紅だった。



「すいません....」



謝る事ねぇのに。


悪いのはむしろこっちの方だ。

乱暴に座って反対側を傾かせてしまったのだから。




「あんただれ?」


制服からすると坂中の生徒だ。


彼氏の応援にでも来たのだろうか。







< 103 / 114 >

この作品をシェア

pagetop