最高の旦那サマ!
あれから少しして、先生は帰っていった。
先生の言っていたことを、心に刻んだ。
あたしはなんと言おうと剣士に選ばれた。
好きじゃなかったとしても、結婚した。
これから何を言われようと、あたしは剣士の奥さん。
いつか好きになってくれる.....?
そんな事は剣士に聞いても分からない。
だからあたしが実現すればいいんだ。
あたしが剣士の奥さんとして、努力すればいいんだ。
あたし、めげない。
誰がなんと言おうと、剣士の隣でいる。
区役所にもう一度行くことがないように願います。
再び、届けを出すことがないように。