最高の旦那サマ!
次の日。
「よしー帰ろうか!」
美星と今日はソフトクリーム!
教室で帰る準備をしていた時だった。
「美紅っ!」
「えっ?」
この声は....
周りがざわつく。
「もうっ、何しに来..っ!?」
「金髪ダメって言ったろ?」
へへんっ、とでも言ってるかのような顔をする彼。
「......」
あたしの発言で黒髪にしたの!?
「おい、お前ら聞け。美紅は俺の女。手出すなよ?」
「ちょ、ちょっと!」
「ここで待ってろ?」
耳元で囁かれ、パッとする。
この人が、あたしの彼氏だそうです。