最高の旦那サマ!
いつかその日まで待ってる
あれから1年後の、現在。
「なー美紅、膝枕してくれ」
「っへ?やだよー」
とか言いながらも嬉しいんだけどね。
「わ、重~っ!」
強引に乗ってくる剣士。
からかってないと、平常心でいられない。
「うっせー」
そう言いながら携帯をイジる剣士。
参考書を見てるあたし。
「はぁ、なにこれ。わかんない....」
「ん?見せてみ」
参考書を差し出すあたし。
「んあ?これはな、この公式を使えばイケる」
丁寧に教えてくれる剣士。
こんな近距離じゃ、集中して聞けない..