みそひともじおよびじあまり

風車

◆からまわり



からからと

君追う僕はからまわり


乾いた風と

乾いた音を


*****



温かな吐息が届くこの距離で


回していてよ

あたしのこころ


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想い出は

幾重と重なり風車


心残りか

ぽつり風待ち