意地悪なキミに、スキをあげる。




「ここ、最近俺と友大で作った秘密基地だからお前が知らないの当然」




だあっ!!!

小学生ですか!朝陽さんと友大くんはっ!!!



なんか不覚にもそんな童心にキュンって…。




「だから誰も来ねぇの」


「…はぁ…」




少年のように笑う朝陽さん、やっぱり可愛いです…。




「んじゃあ…さっきの続き」




えっ。

えっ?



何目の色変えてるの…朝陽さん!



なんか、危ない匂いがします!




知らないお家の塀まで追いやられて、逃げ場なし。



背中に冷たい壁。

目の前にはなんかやばそうな朝陽さん。




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