意地悪なキミに、スキをあげる。




朝イチで朝陽さんの笑顔を拝めた嬉しさと、

あたし意外の女の子に笑顔を向ける朝陽さんにムッとした。



いや違う…。

そんなことでいちいちムッとしてる、あたしにムッとしてるんだ…。




ガタッと席を立って、前の扉から教室を出て行こうとした。




朝陽さん…あたしのこと、気付いてますか?




チラッと朝陽さんをみても、まるであたしがいるのを知らないみたいに女子生徒と話してる!!!




あんな笑っちゃってさ!!!!




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