意地悪なキミに、スキをあげる。
「好きです…好きです…っ、だいすきです…ぅ…っ」
本当にあたしの中は朝陽さんでいっぱいなんです。
「朝陽さん…もっといっぱい、ぎゅーってしてください…」
「いいの?潰れるよ?」
「朝陽さんになら潰されてもいいです!」
まだ夢の中にいるみたい…。
毎日毎日、朝陽さんに会いたいってつぶやいてた日常が嘘みたい。
なかなかぎゅってしてくれないから、
『ぎゅー…』って言ったら、朝陽さんが
「潰されても文句言うなよ」
って優しく、でもきつーく、ギュッてしてくれたから…。
あたしの心臓が潰れました…。