意地悪なキミに、スキをあげる。
「安江祐希奈で〜す。得意なことはチビの世話…っていうか、あおのお世話で〜す」
ダルそうに自己紹介してる祐希奈の肩を叩いてやりました。
なんですか、あたしのお世話って?!
「綾斗。別に名字とか今更だしいーよな?特技はあおの世話かな〜」
2人揃ってもうなにを!!!
「…白崎あおです…。好きなことは…うーん…朝陽さんを想うこと?」
クラス中にそんなこと言っちゃうあたしは相当ヤバイのかな…?
まだ初日…しかもまだ合宿所に向かうバスの中なのに…。
すでに朝陽さんが足りません!!