君と過ごした100日間は。

ここに来た訳



転入して1日目から雪菜と話したのは嬉しかった。

でもあっちは覚えていなくて・・・。


雪菜と机を運ぶときの会話だって、すごく楽しかったはずなのに、雪菜がさりげなく「芦川くん」って呼ぶたびに、どこか切なさを感じて。


兄妹のはずなのに、何故か他人のような気がしていた。


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