君と過ごした100日間は。
「その顔は、図星っぽいね」
「なんでわかっちゃうの?」
私がそう聞くと、美優は優しく微笑んだ。
「親友なんだから、当たり前じゃんっ」
そう言って、ニカッと笑った。
美優は、こうゆうさらっと嬉しいこと言ってくれる。
本当に美優が親友でよかったな・・・。
「そういえば、芦川くんどこいったんだろうね」
「さっき昼休みのチャイム鳴ったら、教室から出て行ったよ」
そうだったんだ・・・。
・・・・・・って、あれ?
「美優、よく気がついたね。 隣にいる私でさえ、気づかなかったのに」
そう言うと、美優は少し下を向いた。
「あ・・・うん。 雪菜と話そうと思って後ろ向いたときにね」
「そっかそっか」
私が笑顔でそう言うと、美優はまた顔を上げた。
そして、真剣な顔で私に変な質問をしてきた。