キケンな花嫁修行~結婚相手が二人!?~四ノ宮蘭編
バツが悪そうにする蓮さんと、私を抱きしめるようにしてうなだれる蘭さん。
な、なんか私が悪いことしたような気分……。
「……で、親父が電話代われって言ってるけどどうすんの?」
「そんなの後にするに決まってる」
「だよな」
深く頷く蓮さんは、私達二人をそのままに静かに脱衣所を出ていった。
私はふかふかのバスタオルに包まったまま、深く息を吐き出す蘭さんを見上げる。
「あの……タオル、ありがとうございます」
とりあえずお礼を言うと、蘭さんは静かな怒りを湛えた綺麗な瞳で私を見据える。
思わずビクッと肩をすくめ、口元を引きつらせる私。
「見られたの?」
「えっ…と、たぶん背中だけだと……」
「背中は見られたんだ、へぇ……」
ひぇ~~怖い!
髪を拭いてくれているけど、その優しい手つきとは正反対。
でも今のは不可抗力です!!
な、なんか私が悪いことしたような気分……。
「……で、親父が電話代われって言ってるけどどうすんの?」
「そんなの後にするに決まってる」
「だよな」
深く頷く蓮さんは、私達二人をそのままに静かに脱衣所を出ていった。
私はふかふかのバスタオルに包まったまま、深く息を吐き出す蘭さんを見上げる。
「あの……タオル、ありがとうございます」
とりあえずお礼を言うと、蘭さんは静かな怒りを湛えた綺麗な瞳で私を見据える。
思わずビクッと肩をすくめ、口元を引きつらせる私。
「見られたの?」
「えっ…と、たぶん背中だけだと……」
「背中は見られたんだ、へぇ……」
ひぇ~~怖い!
髪を拭いてくれているけど、その優しい手つきとは正反対。
でも今のは不可抗力です!!