キケンな花嫁修行~結婚相手が二人!?~四ノ宮蘭編
「私もついていっちゃダメですか?」
……なんて、そんなの無理に決まってるよね。
ついわがままを言ってしまったことを後悔していると、蘭さんは少し考えた後にこりと笑った。
「わかった、いいよ」
「えっ!本当ですか?」
「うん。その方が都合がいいかもしれないし」
都合がいい?
って、どこへ行くんだろう……。
首をかしげる私に、蘭さんは意味深な笑みを浮かべるのだった。
準備をした後、蘭さんと二人で初めて街を歩いた。
人混みで離れないように手を取られ、自然と絡められる指にトクンと胸が鳴る。
「私、こうやってデートするの初めてです」
「嬉しいな。カンナの初めての相手は全部僕でありたいから」
ふわりと微笑む彼を見上げる私の顔は、きっとりんごみたいに真っ赤なんだろう。
……なんて、そんなの無理に決まってるよね。
ついわがままを言ってしまったことを後悔していると、蘭さんは少し考えた後にこりと笑った。
「わかった、いいよ」
「えっ!本当ですか?」
「うん。その方が都合がいいかもしれないし」
都合がいい?
って、どこへ行くんだろう……。
首をかしげる私に、蘭さんは意味深な笑みを浮かべるのだった。
準備をした後、蘭さんと二人で初めて街を歩いた。
人混みで離れないように手を取られ、自然と絡められる指にトクンと胸が鳴る。
「私、こうやってデートするの初めてです」
「嬉しいな。カンナの初めての相手は全部僕でありたいから」
ふわりと微笑む彼を見上げる私の顔は、きっとりんごみたいに真っ赤なんだろう。