【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~


この攻撃を合図に、沖田と薫の攻防戦が始まった。





隊「……アイツ、沖田さんと互角で戦ってるよな……?」



隊「…っああ。なんなんだよ一体……」






攻防戦が続き、お互い息が上がってきた。


総「…っはぁ。そろそろけりをつけようか」




沖田は構え直した。



薫『……嫌だ……あの笑み……』



薫はきちんと構えてはいるが、身体が動かなかった。



薫『早く終わらせたい』



総『隙だらけと見せかけても無駄だよ。僕を本気にさせる奴なんて中々居ない』






土『総司の奴、本気だな』





一同は固唾をのんだ。









_____ダッ!!






















ガランッ…………








土「やめっ!」






隊「やっぱ勝てるハズねぇよ」



隊「期待しちまったぜ」………………








総「君たちそんなこと言ってると稽古の量増やしても良いんだよ?」




ニコニコしているが黒い。



それを聞いてか、隊士たちは練習を始めた。









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