【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~


薫「それはカレーのルーです」



土「かれい?ああ、魚が入っているのか」





………………








薫「…いや、魚の鰈ではなく"カレー"です。未来にある食べ物でご飯にかけたりして食べるものです」


近「と、言うことらしいぞトシ」



笑って近藤はそう言うが、土方にはグサッと、きているだろう。


まぁ、顔には出していないが。



近「そのカレーはどんな味がするんだ?」



薫「まぁ、一言で言えば"辛い"です」


近「辛いかー。わさびみたいなものか」


薫「いや、わさびとはまた違った辛さです。お湯に入れれば簡単に食べられるので今度出しますよ」




近藤と土方に色々と紹介しているうちに沖田や原田など、いつもの幹部が部屋に集まった。


物わかりが悪い人が一部居たため、薫はため息が出ていた。


そしてもうひとつ、沖田が部屋に来てから土方が口を出さないで薫の説明にジッと耳を傾けていた。


薫『沖田さんの前でさっきみたいな無意識の天然ぶりがでると弄られるだろうな』




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