【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
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薫「……………」
薫は慌てて起き上がった。
薫「げっ!寝てた!」
部屋の中が薄っすらと暗くなっていた。
薫「もう夕方かよ………夕飯つくんないとな」
部屋を出て台所へ向かった。
薫「ん?」
そこには近藤と土方、それに平助がいた。
土「おっ。起きたか。」
薫「……もしかして皆さんで夕飯を作ってくれているんですか?」
平「まぁな。薫に教えてもらったりしたから、食えるような味にはなってると思うぜ!」
平助が自信満々で言ってきた。
薫「すいません。近藤さんや土方さんに作らせてしまって」
近「いいんだよ。たまにはこう言うのもしてみないとな。それにいつも色々な事をやってくれてありがとう!感謝しているよ」
薫「感謝されるような事は何もしていませんよ。隊士 兼 小姓 といっても毎日屯所にいることが多く暇していますから………
…って 焦げてるっ!!」
3人「「「あっ!!」」」
ハプニングがあったものの一生懸命、3人が作ってくれた夕飯。
焦げたところもあったが、きちんと食べられる味で薫はホッとした。