【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~

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灯りのない中を薫と沖田ら5人は歩いていた。


沖「 じゃぁ、特に何もないので戻りましょう」


一番組は屯所へ向った。


今日の巡察は何も無いと思われた

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しかし

薫は複数人の視線を感じていた。


その視線には沖田も気がついているようだ。


沖「さっきからこちらを見てるようですが、僕達に何の用ですか」


沖田は止まって、誰もいない中呼びかけた。


すると建物の陰から複数人の影をとらえた。おそらく5人____



沖「さっさと捕まえて戻りましょう。あ、薫君は離れて見ててください。仕事を見てもらわないとね」




指示通り薫は四人から下がり、四人は刀を抜いて構えた。


それを合図かのように、敵は向ってきた。



キーンと、刀が交わる音が暗い中響いている。



薫は端で、この現状をなんとか理解していた。


人と人、ましてや同じ日本人同士が刃を向け合っている。


決してこれは剣道などではない。






命がけの戦い_______







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