【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
一方
土方は皆に古高が言った内容を伝えた。
そして何処かで会合が行われると考え、場所は四国屋または池田屋のどちらか、可能性が高いのは四国屋だと踏んだ。
四国屋には土方や斎藤を含め動ける隊士の半数以上を、池田屋には近藤をはじめ原田や藤堂など幹部と残りの隊士数名が行くことに。
山南と、足が腫れて動けない沖田、それと刀を扱ったことが無い薫も待機となった。
当然沖田は行くと言い張ったが、土方に「足手まといだ」と言われ大人しく従った。
決行は夜。一旦解散をし、それぞれ備えに入った。
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土方が部屋へ戻ると、薫が縁側に座っていた。
土「にしても、よくあの短時間で吐かせたな。どうやったんだ?」
土方も隣へ腰掛けて気になっていた事をたずねた。
薫「特に方法は無いですけど、ただ語っただけです。それより、話し合いはどうなりましたか」
土方は先ほどの話しを薫に伝えた。
土「一応、話し合いはこんなところだ。総司が動かないように頼んだぞ?」
薫「大丈夫ですよ」
それから薫は土方にあることを頼んだ。