【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
______翌朝______
皆は朝ごはんを食べていた。
いつもより空気が柔らかかったが………
平「やっぱし美味くない」
斎「何が違うのだろうか」
みんなが「うーん」となっていた。
永「なんで薫の飯じゃねぇんだよ」
土「あいつはまだ寝てる」
ごねる永倉に対して、ご飯を食べながら冷静に答えた。
平「珍しいな、あいつが起きてないなんて」
薫は皆より早く起きることが多かったため、一部の人たちを除いて皆が不思議がっている。
近「声をかけてはみたのだが、あまりにも幸せそうに寝ていたからなぁ」
沖「いいなぁ薫君。あの光景はまさに親子だったな〜」
原「なんだよ、あの光景って」
沖「それはですね、薫君が近藤さんと土方さんに挟まれて、川の字になって寝ていたんです」
土「お、お前みたのかよ⁉︎」
軽く恥ずかしがっていた。
沖「しっかり布団をくっ付けちゃって〜。だよね一君?」
斎「ああ」
土方はため息をつき、トリオは「見たかったなぁ」と言ってた。
一方、近藤も照れていたが笑って素直に喜んでいる。