【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~


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勢いで引き返してしまった……



薫『あー……どうしよ。良い理由が思いつかない…』



生ぬるい風が、薫のため息を消した。




今までの出来事は自然の流れで防がれている。今回もそう願いたいが、そう上手く運ばないだろう。




たまたま近藤と平助の話を聞いてしまったのだが、もうそんな時期だったのか。




山「おや、薫君。どうしたんです?そんな顔をして」




薫「あ。山南さん…。」




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