【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~



薫『……冷たくて気持ちいいな……』


薫は額に冷たいものがあたっている事に気付き、うっすらと目を開いた。


?「まだ熱高いで」


薫「……っ!?(いつの間に?この冷たいのはこの人の手だったのか)」


?「ちと起きてもろぉてええか?」


そう言われ薫は怠い身体を起こした。


?「また熱が上がっとる。これ飲んで大人しゅう寝とき」


関西弁の男から薬の包みと白湯の入った湯飲みを受け取った。





< 47 / 190 >

この作品をシェア

pagetop