【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
薫『……冷たくて気持ちいいな……』
薫は額に冷たいものがあたっている事に気付き、うっすらと目を開いた。
?「まだ熱高いで」
薫「……っ!?(いつの間に?この冷たいのはこの人の手だったのか)」
?「ちと起きてもろぉてええか?」
そう言われ薫は怠い身体を起こした。
?「また熱が上がっとる。これ飲んで大人しゅう寝とき」
関西弁の男から薬の包みと白湯の入った湯飲みを受け取った。