【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~



薫はいつの間にか、あのしょっぱいお粥を食べ終っていた。


そして何かを決意したように、



薫「土方さん…。土方さんは近藤さんを上までのぼらせたいんですよね」



土「……出来る事ならそうしたい…………
…でも農民出身の近藤さんや俺らがここまで来れただけでもすごいさ……」



土方の目はどこか遠い所を見ているようで、まるで昔の事を思い出しているようだった。


< 69 / 190 >

この作品をシェア

pagetop