【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
約束をした夜
薫「あ。お粥ご馳走さまでした」
土「……美味かったか…?」
今の土方の顔は正直言って似合わない。
恐る恐る聞いているみたいだ。
しかし薫は正直に言い
………たかったけど言わなかった。
薫「ん~しょっぱかったですけど、美味しかったですよ。これ土方さんが作ってくれたんですよね?」
土「…あぁ。何でわかった?(やはりしょっぱかったか)」
薫「あ~、自分が食べている時、土方さんの視線がチラチラと感じたもので」
土「ふっ……お前、洞察力とか良いんだな」
そう言われた薫は微笑んだ。
薫「そんな良くないですよ。たまに『何か抜けてる』って言われますし」