【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~



薫「すみません土方さん。風呂を借りてもいいですか?雨に濡れたままだったんで気持ち悪くて」



土「ああ。隊士たちはもう入っただろうから出くわすことはねぇだろ。ちょっくら湯を足して沸かしてやるよ」



そう言って土方は立ち上がった。



薫「え!?いいですって!土方さんは仕事が残っていそうだし、つか悪いですよ」



部屋から出ていく土方を止めたが……



土「ふっ。いいんだよ、病み上がりは大人しく待っときゃぁ」



土方は行ってしまった。



仕方なく大人しく待つことにした。



薫『本当は優しいんだな。鬼の副長って言われてるけど、仕方なく鬼をやっていそうだ。…………にしても、自分の決断はこれでよかったんだよな……』





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