【一応 休】少しでも変わるのなら~この新撰組と共に~
ふと空を見上げると三日月が顔を出していた。
薫「…嫌いになれないな……」
月を見ながら、無意識のうちに縁側に腰をかけていた。
薫『この時代はこんなに星も月も見れるんだな』
薫は、ふっと微笑んだ。
土「こんなとこで何してんだ?」
薫「見ての通り、月をみているんですよ」
土方は空を見上げた。
土「三日月か…」
薫「で、土方さんはどうしてここに?」
土「お前が風呂から戻ってくるのが遅いから迷ったかと思ってな」
薫「アハハ…すいません。つい月に見とれてしまって。でも迷ってませんから」
土「ふっ。だろうな。ほら戻るぞ」
二人は部屋に戻っていった。