【俺様番外編】役者達の日常
ヒロはそのままあたしをベッドの中に引きずり込んだ。



「オヤスミ愛チャン。」

「オヤスミヒロ。」



疲れてるヒロが少しでも休めるように。



あたしは寝たふりをしてヒロが眠るのを待った。



スースーと聞こえてきたヒロの寝息。



ベッドを抜け出ようとしても、ヒロの腕があたしに絡みついてて抜け出せない。



でもそれが心地よくてあたしもいつに間にか眠ってしまった。



「愛菜?起きたら?」

「ん~?今何時?」

「夕方の6時。腹へんない?」

「減った…。」

「飯食いに出ようか。」



あたしとヒロは手を繋いでご飯を食べに行った。



今日はヒロの食べたいもの。



「うま~。」

「おいしいね。」



ヒロはラーメン好き。



ヒロと食べるラーメンはいつもよりおいしい。



ヒロといれば何でもおいしく感じる。



ヒロのパワーは本当にすごい。



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