【俺様番外編】役者達の日常
そのままコンビニを出ると斎藤さんの手が震えてる事に気づいた。



「大丈夫ですか!?」

「ダメだよぉ…。慎也君が帰って来ないかと思った…。」

「すいません…。」



俺が謝った瞬間斎藤さんに抱き着かれた。



華奢な斎藤さんを俺は優しく抱きしめる。



「超怖かった~…。」

「ごめんなさい…。」

「でもイイ…。慎也君があたしを好きって言ったから…。」



ぬぁぁぁぁ!!



忘れてた!!



俺は勢いでとんでもない事を言ってしまった!!



「あれはウソ?」

「いえ…その…。」

「ハッキリして!!」

「本当だと思います…。はい…。」



俺のその言葉に斎藤さんは更に抱き着いてきた。



仕方ない。



俺は君を好きになってたらしい。



「好きです。」

「あたしも好きです。」

「じゃあ飲み直しません?俺の部屋で。」

「うん!!本性見せてくれるの?」

「斎藤さんにだけ。」



って事で俺は彼女を持ち帰る。


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