【俺様番外編】役者達の日常
回覧版を持った俺はまた家を出て南の家のインターホンを押した。



ピンポ



は!?



ピンポ



はぁ!?



インターホンのベルが壊れてる…。



ピンポピンポピンポ



面白くて何度も押した。



「うるさい!!1回押せばわかるよ恭!!」

「壊れてるからつい…。」

「それより何!?」



キレ気味の南に回覧版を渡した。



その時、南のマミーがドアから顔を出した。



「恭チャ~ン!!帰ってきてたの!?」

「うん、何か葬式。」

「またかっこよくなっちゃって~!!時間あるなら上がって!?」

「じゃああがる~。」



南のマミーはほぼ俺の育ての親だ。



忙しい社長の代わりに俺にメシを作ってくれたりしたのもマミー。



幼稚園に持って行く着替え袋を作ってくれたのもマミーだ。



少し老けたな…。


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