【俺様番外編】役者達の日常

学校に着いて教室に行くと琉伊と桜がいた。



「おはよ。」

「疾風寝癖～!!」

「いいんだよ。里沙にやってもらうから。」

「疾風君は里沙ちんに甘えまくりだな。」



そうなんだよ。



里沙が来たら里沙に頭を治してもらう。



これがすげぇ好きなんだよなぁ～…。



「おはよう疾風!!」

「里沙、髪やって。」

「じゃあ座って？」



ワックスを里沙に渡すと里沙が俺の頭をいつも通りに直してくれる。



里沙の手が俺の髪に触れる。



「ネクタイは？」

「はい。」



最後にネクタイを締めてもらって完成。



俺の首元に里沙の手が…。



「ありがと。」

「どういたしまして!!」



変な俺のこだわりだったりする…。



忙しい日々で里沙を感じる瞬間だ。



「この前あのイケメンアイドルに番号聞かれた～!!」

「教えたのか？」

「教えてナイよ。」

「そう。お利口さん。」



モテんなよ…。