【俺様番外編】役者達の日常
俺がフロアに出ると接客中の七海。



そんな笑顔俺以外に向けないで欲しい。



でも今は仕事中であるわけで…。



「いらっしゃいませ。」

「高岡君だ~!!」

「いつもありがとうございます。2名様でよろしいですか?」

「はい!!」



実は俺の名字は高岡なんです。



ネームプレートには『TAKAOKA』と記されてます。



でもレジェの人間はオーナーの影響か、皆俺を『慎也さん』と呼ぶ。



『慎也君』って言うのはオーナーの彼女の寧音さんか七海。



でも七海は二人になると俺を『慎也』と呼ぶ。



そのギャップにやられそうな今日この頃。



「慎也!!」

「えっ!??伊崎とスズ!?」

「来てやったぞ。すげぇ店だな~!!」

「まぁな。ってかいらっしゃいませ。2名様でよろしいですか?」

「他人行儀だな慎也…。」



親友の伊崎がスズと初めて来た。



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