【俺様番外編】役者達の日常
そして眠い眼を擦って来た朝の学校。



「おはよ。」

「眠い~…。」

「じゃ、デートデート。」



無理矢理連れて入った誰もいない校舎。



生徒会室を開けると朝陽が差し込んでた。



「メシ食った?」

「食べてないよ。自分の支度で精一杯。」

「俺も食ってねぇ。だからキスしていい?」

「えっ!?意味わかんな…。」



限界なんだよ俺。



マチチャンが超欲しい。



「ごちそうさま。」



唇を離すと赤い顔で俺を見上げてた。



欲しいものは欲しい。



したい事はしたい。



「自分に忠実に生きる事にしたんだ俺。」

「う、うん?」

「マチチャンが欲しい。すげぇ好きだから…。俺と付き合ってください。」

「………。」



何回目だろう…。



また振られんだろうな…。



「あたしも自分に忠実に生きたい…。」

「それが1番。言っとくけど『ごめんなさい』は聞きたくない。」

「うん。裕君…。あの…。」



まさかの反応!?



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