【俺様番外編】役者達の日常
柊太さんは客の名前といつもの酒をこっそりノートに書いてる。



客の機嫌を悪くしないためらしいんだけど…。



ここは常連が多すぎて覚えられない…。



「じゃあ柊太さん、何か新しい酒作って。」

「あいよ。」



いつものがわからない時はこれに限る。



俺があみだしたレジェテク。



頼まれてない酒を持って彼女に近付く。



「アレ?あたしジントニック何だけど…。」

「いえ、これは新作でして常連さんにしか出さないんですよ。たまにはイイかな?と思ったんですけど…。余計なお世話だったらいつものに交換いたしますが…。」

「イイ!!これ飲む!!」



はははははっ!!



忘れたらこうやって乗り切るのさ!!



「おいしい!!」

「よかったです。あ、聞きたかったんですけど名前の漢字ってどう書くんですか?」

「漢字?美しい月で美月だよ!!」

「やっぱり!!美月さんにピッタリの漢字ですね!!ではごゆっくり。」



名前までゲットして任務完了!!



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