【俺様番外編】役者達の日常
女に『特別』は弱いんだなぁ~。
そんな俺は酒なんか作れるわけもなく。
「柊太さん、D3で。」
「かしこまり~。」
これはレジェのマニュアル。
『デンジャラス』のDで項目は10個程ある。
主にヤバイ時に使用。
3項目目は騙すんです。
俺が目の前で酒を作ってると見せ掛けて実は柊太さんが作ってる。
それをバレないようにすり替えて客に出す。
「うまいかな~…。」
「飲ませて!!」
「味の保証はしないよ?でもこれはサービスですので。」
「いただきま~す。」
柊太さんが作ったからマズイわけもないし客は自分だけに俺が作ったと思ってる。
そりゃあご機嫌で飲み干してくれる。
「何かあったんですか?いつもと違う。」
「ん~…。ちょっと上司に怒られてむしゃくしゃしてた。あたしもごめんね?」
「いいんです。ゆっくりしてってね良美さん。」
「ありがとケンジ君。」
ニコッと笑った客を見て安心…。
そんな俺は酒なんか作れるわけもなく。
「柊太さん、D3で。」
「かしこまり~。」
これはレジェのマニュアル。
『デンジャラス』のDで項目は10個程ある。
主にヤバイ時に使用。
3項目目は騙すんです。
俺が目の前で酒を作ってると見せ掛けて実は柊太さんが作ってる。
それをバレないようにすり替えて客に出す。
「うまいかな~…。」
「飲ませて!!」
「味の保証はしないよ?でもこれはサービスですので。」
「いただきま~す。」
柊太さんが作ったからマズイわけもないし客は自分だけに俺が作ったと思ってる。
そりゃあご機嫌で飲み干してくれる。
「何かあったんですか?いつもと違う。」
「ん~…。ちょっと上司に怒られてむしゃくしゃしてた。あたしもごめんね?」
「いいんです。ゆっくりしてってね良美さん。」
「ありがとケンジ君。」
ニコッと笑った客を見て安心…。