【俺様番外編】役者達の日常
5本の札束を出した金髪…。



500万…。



「確かに。」

「じゃあな。行くぞチビ。」



無理矢理腕を引っ張られて外に出された…。



俺に500万…。



「俺なんか500万の価値ねぇだろ!!」

「俺が100万ぽっちで話し付けるようなセコい男に見えんのか?」

「でもやり過ぎだろ!!」

「イイんだ別に。ケガ…させて悪かったな。」



ポンッと頭に置かれた手に涙が出そうになった…。



なんだよコイツ…。



それから連れて来られた1ルームのマンション。



「今日からここがお前の城だ。」

「何で…。なんでここまですんだよ!!」

「何でだろうな?お前の根性気にいったからかもな?」



俺の根性…。



それだけでここまですんじゃねぇよ…。



「俺は日向。そこの店のオーナーだ。お前を600万で買い取った。」

「600…。」

「50万は治療費、残りの50はお前が住んでた家のヤンキー少年の手切れ金だ。」

「先輩…に…まで…。」



よく調べたな…。



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