【俺様番外編】役者達の日常
日香琉の事は気にしないで仕事に励んだ。



なのに…。



「支配人、お客様です。」

「今行く。」



俺に客なんて珍しい…。



応接室のドアを開けたら日香琉がコーヒーを飲んでた…。



「お前…。」

「久しぶり。」

「何してんだよ。」

「見てわかんない?コーヒー飲んでるの。」

「そうじゃねぇよ!!あんな親父と…。」

「バカじゃないの。音哉、あたしを見くびって貰っちゃ困るよね。あたしがあのキモイのと何かしたと思う?」



その顔を見る限りでは何もしてないか…。



よかった…。



よかった!?



「日香琉、少し気を付けろ。お前女なんだから。」

「女だからこそ。出来る仕事もあるのにね?」



マジで鉄の頭だ…。



怖い女…。



「もっと大事にしろよ…。」

「音哉に言われたくないよね。」

「意味が理解出来ない。」

「その辺のメス猫と盛り合ってる音哉に言われたくない。」



ははっ…。



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