【俺様番外編】役者達の日常

ラーメンなんかじゃ返せてない…。



「おいしかった～!!」

「ねぇ、マジ返したい…。」

「だったらさ、もう１回行こうか。」

「はい!?」

「ラブホ。今日は払ってね？」



乃彩に似た顔。



でも性格が全く違うサツキさんに連れられてまたラブホに来た。



何だこの展開…。



「この前はあたしが従ってあげたんだから今回はあたしに従ってね？」



あの…。



俺、一応男なんですよね…。



何でベッドに押し倒されてんの？



「や、やめない？」

「うわぁ～…。根性ナシ。別にあたしはマスコミに言おうとか思ってるわけじゃないよ？」

「そう言う事じゃなくて…。」

「寂しいんでしょ？あたしが埋めてあげる。」



寂しい…。



埋めてくれんの？



「サツキさん？」

「違う。本名は莉子だよ。」

「莉子…。」

「Noaだと思ってイイよ。」



ヤバイ…。



乃彩を忘れられてない俺にその誘惑は絶大…。