無口な彼女



私は、そう思いながら前を見る。






__________バチッ






「っ。」






「…。」






澪と、目があった。













あ、そういえば、澪に謝んないと。






…またあとで。








私は、そんなことを思いながら






机に顔を伏せ、眠りについた。







その顔を、隣から見られているなんて、






考えもしなかった。







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