無口な彼女
救われる彼女
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ガヤガヤ…
慎「れーんや!!」
「あ?…慎太郎、お前…学校行けよ。」
廉耶は、そういいながら慎太郎を呆れるように見る。
慎「ヤダねー。俺、廉耶たちと一緒にいたほうが、楽しいもん!」
剛「でも、お前単位やべえだろ、絶対。」
慎「大丈夫大丈夫ー」
そういって、笑う慎太郎。
周りがガヤガヤと騒ぐ倉庫の中で
廉耶は、静かに考えていた。
…
最近、ここらへんじゃ噂の、
神宮と呼ばれる奴のことを。
…
昼夜構わず、繁華街にフラフラと歩いていて、
周りにいるやつらを、何も言わずに、
ボコボコになぐっては、逃げていく。