無口な彼女





別に怒ってない。




なんなの周りの奴等。




ガタッ






あ…。





ヤバイ。



前を見てなくて、茶髪の女が座ってる椅子を蹴ってしまった。






これじゃ、私がキレてるみたいじゃん。





私は諦めて、その茶髪女を上から見下ろす。



いや、見下ろすっていうか、私のほうが上にいるから。



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