無口な彼女




すると、みんなは演技を始めた。



「あぁ?」



「あ!慶名ヒヨリじゃん!!」



「うっせえな、こっち寝てんだよ叫ぶな暁!」



ヒヨリはというと、無表情のまま、どこかを見ている。



殺気さえ感じられる。



それを見て、四人は、確信した。



そして、話を持ち出そうとすると、



ヒヨリは、踵を返し、屋上から出ようとした。



< 61 / 183 >

この作品をシェア

pagetop