無口な彼女



「はーい、了解!うん、7時ね!おっけー」



といって、耳からスマホを離す澪。



てか、今更だけど、電話の相手、バイト先だよね。



敬語じゃなかったけど。



「よし、ヒヨリ!」



「…なに。」



「今から準備いくよ!」



そういって、自分の鞄と私の鞄をもち、教室をでる澪。



「は?」



「早く早く!」



なぜか急かされ、私は澪についていった。



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