XXnoKids
白い部屋
俺はおちつかない部屋の落ち着かないベッドの上で目を開けたまま、おちつかない悪夢の光景を思い出していた。




白いカベ、白い天井。

広いといえば広い部屋。

引っ越してきたばかりなのかモノが何もなくて怖い。

なんか


繁華街のド真ん中だからだろうか、窓の向こうにあまり先がない。

どこかで嗅いだことのあるような匂いの香水。

どこだったかもわからないし、名前を知ったところで「ああ……」というようなもんなんだろう。
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