君が教えてくれた事。
私は家を飛び出した後、右へ左へくねくね曲がり
10分位歩いて、細道を抜けたら目の前に
~幸運の君~と書かれた占い館らしき建物が現れた。
私は何故か嬉しくなり元気よく扉を開けた
「こんにちは!占いしにきましたー」
中は暗く静かで、来るとこ間違えたかな?って思う位私の声だけが響いてた
ギシー...ギシ...ギシー...ギシ
こっちへ近付いているような足音が聞こえてくる
急に怖くなり私は下を向いて震えていた。
「よくここまでこれたね、さっ上がってちょうだい。」
急に人の声がしてビクッ...ってなり恐る恐る顔をあげると
ニッコリ笑っているおばぁちゃんがいた。