最初で最期の片想い
そりゃぁね
健全な男子だから外で待つしかない
「神谷くん、小笠原さんの付き添いしてあげて」
「はい、先生はどうするんですか?」
なんか顔が深刻っていうかなんか
なんか引っ掛かるな
今の顔
「ちょっと、小笠原さんの両親に電話を」
「え?」
なんで電話するまでになってるわけ?
「病院に行くから神谷くんと小笠原さんの友達を付き添いにお願いしたいんだけど友達に連絡できる?」
「できます」
「じゃぁしといてね
私は電話してくるから」