最初で最期の片想い



「え?」


「今日の朝ずーっと作り笑顔だったよ?」


「うそ、バレてたんだ」

「だから、わざとテンション高くしてたんでしょ?」


コクンと頷いた


「クラスのみんな気付いてたよ」


「まじか...」


「もう、隼人と仲直りしたら?」


「なんか、喧嘩してから凄く時間がたった感じがするけどまだ2日だもんね」


「毎日が“楽しかったらはやく進んでる感覚”っていいたいんでしょ?」

「うん」
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