最初で最期の片想い



「てか、奈菜可愛いすぎ!!!!」


「いやいや、萌の方が可愛いじゃん!」


「ないない」


「えー、萌でなかったら私なんて...」


「いやいや、逆だし
その言葉そのまま返す」

「おいおい」

「「隼人は黙ってて!これは女子の話!」」

「うわ、ダブルかよ
しかもハモりやがって」

「まぁまぁ今日はクリスマスなんだし、2人共可愛いよ」


「ほんと?遊羅ありがとう!」


「さすが遊羅だね
でも、私は隼人にいわれたら十分
だから萌にいってあげて?」


「ふっ、ああ」


と喋っていたのは私は知らなかった
だって隼人と言い合いしてたんだから
< 161 / 253 >

この作品をシェア

pagetop